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2020年08月29日

【ダビング専門家が教える】適切なビデオテープの保管方法を解説!

あなたのビデオテープは大丈夫ですか!?

押し入れの奥にしまっているから大丈夫と思っていませんか!?
保管方法は間違っていると大切な記録のビデオテープは再生できなくなっているかも知れません。

今回はビデオテープの保管方法についてまとめました!!

ビデオテープの保管方法

テープは最後まで送りきった状態で保管

ビデオテープは途中で長時間放置しているのはよろしくありません。使用後は巻き乱れや、テープの段付き状態を防ぐため、きちんと最後まで送った状態で保存するようにしましょう。また、大切な映像を記録するなら最初と最後の数秒間はなにも記録しないブランクをいれておくといいでしょう。テープの最初と最後の方は劣化しやすいです。

このように保管することで、テープのカビを防ぐことができます。テープのカビは側面のカビに比べてテープへのダメージが大きいため、テープのカビを防ぐだけで大きな効果があります。

テープはしっかり収納する

直射日光や、ホコリにテープは弱いです。特にホコリには硬い鉱物質の粒子も混じっているので、ついたまま再生するとヘッドを傷つけます。使い終わったら、しっかりと収納しましょう。

強い磁気のものに近づけない

ビデオテープは磁気テープともいい、微少な磁石がたくさん使われています。磁気を発生される磁気ネックレスや磁石を使った機器、文房具、おもちゃなどは思ったより磁気が強く、記録内容を消したり、ノイズを増やす場合があるので近くに置くのは避けましょう!

ケースに収め、立てて並べる

収納ケースは湿気や水漏れ、ホコリ、紫外線からテープをまもってくれます。必ずケースに納めましょう。また並べるときは立てることをオススメします。横積みにすると重みでカセットが歪んだり、テープの上下端が変形する場合もあります。

年に一度は巻き直し

テープを長く巻きっぱなしにしておくと、温度・湿度による膨張・収縮でゆがみが起きていることがあります。また樹脂材料から発生するわずかの物質がテープ同士をくっつけてしまうこともあります。そこで一年に一度は早送り、巻き戻しをして新鮮な空気に触れさせましょう。テープの虫干しというわけです。カビの防止にも役立ちます。

テープに快適な環境

磁気による記録の保存寿命は長いといっても、保管している環境にものすごく左右されます。人間にとって快適な15~25℃、湿度40~60%の場所がテープにとっても快適環境。ときどき温度や湿度が快適範囲を超えてしまう程度ならまず大丈夫です。風通しのよいことも大事な快適条件です。

保存はチリやホコリの少ない場所に

一瞬の音飛びや、画面をピッと横切る白いノイズはドロップアウトといっておもにチリやホコリが原因です。テープはクリーンルームで作られていますからホコリはほとんどが家庭で付きます。いつまでもきれいな音や映像のために、きれいな環境に置くことが必要です。

まとめ

ビデオテープは保管環境にものすごく左右されます。
しっかり保管していても徐々に経年劣化はしていきます。
大切な映像はテープの他にDVDなどに変換して保管しておくことをオススメします

【思い出のビデオテープ奥にしまったままではないですか!?】

子どもの成長記録や結婚式、旅行の思い出など。ビデオテープには寿命があるため、思い出がなくなるかもしれません。大切な記録は残しておきましょう!

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